肉離れについて
肉離れについて
肉離れ(筋挫傷)は、筋肉が急激に引き伸ばされることで筋繊維が部分的または完全に断裂する疾患です。特にスポーツ中の急な動作で発生しやすく、太もも(大腿四頭筋・ハムストリングス)やふくらはぎ(腓腹筋)に多く見られます。
原因について
肉離れの原因について説明していきます。
・急な動作や瞬発的な動き
ダッシュ・ジャンプ・急な方向転換などで、筋肉が急激に伸ばされると、筋繊維が耐えきれずに断裂することがあります。特に陸上競技(短距離走)、サッカー、バスケットボール、テニスなどで発生ししやすくなります。
・筋肉の疲労やオーバーユース(使いすぎ)
長時間の運動で筋肉が疲労すると、柔軟性が低下し、ちょっとした動作でも筋肉が損傷しやすくなります。十分な休息を取らずにハードな練習を繰り返すことで、肉離れのリスクが高まります。
・ウォーミングアップ不足
準備運動やストレッチを十分にせずに激しい運動をすると、筋肉が硬いまま負荷がかかり、断裂しやすくなります。特に寒い季節は筋肉が冷えて硬くなりやすく、ウォーミングアップ不足が原因で肉離れを起こしやすいと言われています。
・筋力の不足やアンバランス
筋力が弱いと、瞬間的な負荷に耐えきれず筋繊維が損傷することがあります。特定の筋肉だけを鍛えていると、バランスが崩れ、肉離れを起こしやすくなります。例えば、太ももの前側ばかり鍛えていて、裏側の筋力が不足している場合です。
・柔軟性の低下や筋肉の硬直
加齢や運動不足で筋肉が硬くなると、急な動きに対応できずに肉離れを起こしやすくなります。普段からストレッチをしていない人は、筋肉が伸びにくく、損傷しやすくなります。
症状について
肉離れ(筋挫傷)は、筋肉が急激に引き伸ばされることで筋繊維が損傷・断裂する疾患です。特に太もも(大腿四頭筋・ハムストリングス)やふくらはぎ(腓腹筋)に多く発生し、スポーツ中の急な動作で起こることが多いです。
・急激な痛みと「ブチッ」という感覚
ダッシュ・ジャンプ・急な方向転換の瞬間に、突然鋭い痛みが走るのが特徴です。筋肉が断裂すると、「ブチッ」「パチン」という音や違和感を感じることがあります。
・筋肉の腫れや内出血(青あざ)
筋繊維や血管が損傷すると、腫れたり、時間が経つと青紫色の内出血が現れることがあります。重度の場合、血腫(血の塊)ができて、腫れがひどくなることもあります。
・痛みで歩行が困難になる
軽症なら「軽い筋肉痛のような痛み」ですが、重症になると歩くのが困難になり、痛みで動けなくなることもあります。また、階段の昇り降りや、患部に力を入れる動作で強い痛みを感じます。
・筋肉が硬くなり、押すと強い痛みを感じる(圧痛)
患部を押すとピンポイントで痛みがあり、筋肉が硬直して動かしにくくなります。軽度なら痛みながらも動かせるが、重度になると力を入れられなくなると言われています。
・筋肉のへこみ(断裂部)を感じることがある
完全に筋繊維が断裂した場合、患部にへこみを感じることがあります。さらに、大きな断裂があると、筋肉が異常に盛り上がるように見えることもあります。






