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梨状筋症候群について

梨状筋症候群について

梨状筋症候群は、お尻の奥にある梨状筋が硬くなったり炎症を起こしたりして、すぐ下を通る坐骨神経を圧迫する疾患です。これにより、お尻から太ももの裏、ふくらはぎにかけて痛みやしびれが生じます。

 

原因について

梨状筋症候群の原因について説明していきます。

 

・長時間の座り姿勢

デスクワーク、車の運転、長時間のフライトなどで同じ姿勢を続けると、梨状筋が硬くなり、坐骨神経を圧迫します。特に硬い椅子や姿勢が悪い状態で座ると、負担が増します。

 

・股関節やお尻の筋肉の使いすぎ(オーバーユース)

ランニング、サッカー、野球、テニスなどのスポーツで、股関節やお尻の筋肉を過度に使うと、梨状筋が緊張し、神経を圧迫します。また、ストレッチ不足や無理な動作も影響します。

 

・筋肉のバランスの崩れや姿勢の悪さ

骨盤の歪み、猫背、足を組むクセなどがあると、梨状筋に余計な負担がかかり、神経を圧迫しやすくなります。特に、片足重心やO脚・X脚も影響を与えることがあります。

 

・外傷や筋肉の炎症

転倒や強い衝撃で梨状筋が炎症を起こすと、坐骨神経が刺激され、痛みやしびれを引き起こします。また、スポーツや事故での股関節周りの打撲がきっかけになることもあります。

 

・加齢や筋力の低下

年齢とともに筋肉が硬くなりやすくなり、梨状筋も縮んで神経を圧迫しやすくなります。運動不足や柔軟性の低下が原因で発症することもあります。

 

症状について

梨状筋症候群は、お尻の奥にある梨状筋が硬くなり、すぐ下を通る坐骨神経を圧迫することで生じる疾患です。これにより、お尻や脚に痛みやしびれが出ることがあります。

 

・お尻の奥の痛み

座っているときや歩くときに、お尻の奥がズキズキ痛むのが特徴です。また、長時間座ると痛みが強くなり、座るのがつらくなることもあります。

 

・太ももやふくらはぎのしびれ・痛み

坐骨神経の圧迫により、太ももの裏からふくらはぎにかけてしびれや違和感が広がることがあります。症状が進行すると、足先までしびれが出ることもあります。

 

・歩行時や階段の昇り降りで痛みが増す

歩いたり、階段を上るときにお尻や太ももに痛みを感じやすくなります。特に、長距離を歩くと、痛みやしびれが増すことがあります。

 

・仰向けで寝ると痛みが強くなる

寝ているときにお尻が痛むことがあり、ひどい場合は夜も痛みで目が覚めることがあります。

 

・足を組んだり、片足に体重をかけると痛みが増す

足を組むクセや、片足に重心をかける姿勢を取ると、痛みが悪化しやすくなります。また、骨盤の歪みや姿勢の悪さが関係していることもあります。